Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
田中 隆一; 田島 訓; 宇佐美 晶*
Int.J.Appl.Radiat.Isot., 24(11), p.627 - 637, 1973/11
耐放射線型の線高線量率測定のためのN/P型シリコン太陽電池を用いた固体電離箱の諸特性、およびその改良について述べた。電離電流は10~10R/hrの範囲で線量に比例する。放射線損傷による感度の劣化はバルクの比抵抗が高い程小さく、かつ不純物(Cu)のdopeによってさらに小さくできることがわかった。Cuをdopeした200-cmのバルクを用いたN/P型試料に対して、感度劣化率は1MRあたり0.1%であった。前照射法によって感度を安定化させることも可能である。温度依存性は比抵抗や負荷抵抗にかなり依存するが、100の負荷抵抗を標準とした場合、出力電流の温度係数は5~60Cの範囲内で最大0.4%/C以下にすることができる。Air dose測定用プローブの方向依存性は、電極からの2次電子の後方散乱を補償することにより、1%程度におさえることができる。